腰痛と顎関節症
以前は顎関節症でしたが、今回は腰痛の男性
前回のブログとは違う顎関節症の男性。
過去に何回か通院されていた方ですが、1年半ぶりに電話があり、今回は腰痛とのことでした。
私「確か、以前は顎が調子悪いって話でしたよね?」
患「そうなんですけど、今回は腰痛でお願いしたいんです。顎の方も調子悪いんですが、実は矯正歯科に通っていまして…」
私「あ~クロスバイトでしたもんね~」
患「クロスバイト?」
私「クロスバイトっていうのは、上列の歯と下列の歯がクロスに噛み合わさることを言います。」
患「へ~~、それは聞いたことがなかったです。」
私「じゃあ、顎の方は今回は置いといて、腰痛が治ったら良いですね。」
患「出来たら顎も診てほしいです(;^_^A」
私「じゃあ、今度矯正歯科に行った時に触っていいかどうか主治医に聞いて下さいね。今回は顎はしません(笑) 主治医の治療の邪魔になったらいけないので…」
と、言いつつ…
顎関節は歯並びだけが原因であれば、歯が生えそろってからずっと顎関節症で悩むはずですが、実際には一定の期間だけ症状があり、症状がない時期もあったはずです。
ということは、歯並びが根本的な原因ではなく、顎関節に負担をかける何かが原因のはずです。(持論ですが…)
で、頚椎の矯正→頭蓋骨縫合リリース→側頭骨の矯正
私「これで良し!! どうですか?」
患「あ、軽くなりました!!!」
私「顎関節は触ってないので、主治医に怒られることもないと思いますが、大丈夫かどうかは聞いておいて下さいね。」
患「はい、分かりました。あと、いつも思うんですけど、施術してもらった後はどう表現したら良いか分かりませんが、身体がしっかりと骨盤で支えられているっていうか、とにかく身体がしっかりとして軽く感じるんですよね~~」
私「あ、そうでしょ。私も自分の師匠に初めてして頂いた時に身体の軽さに感動しましたよ。人間の体って本来はこんなに軽いんだなって。それ以来、どこの誰に施術をしてもらっても同じような感動をしたことがないんですよ。私の師匠が最高でしたね。」
患「へ~」
お世辞ではなく、本当にそうなんですよね。師匠に習ってから17年間経ちますが、あの時の感動を超える施術には出会ったことはありません。自分がその時の師匠に届いているかどうかは分かりませんが、今後も腕を磨いていくしかないですね。